食品安全情報blog過去記事

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マラリアによる死亡は減少しているが進歩は不安定

Malaria deaths are down but progress remains fragile
13 December 2011
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2011/malaria_report_20111213/en/index.html
WHOが発表したWorld malaria report 2011 によると2000年以降マラリアによる死亡率は世界全体で25%、アフリカ地域で33%減少している。この現象は蚊帳の使用や診断・治療の提供など過去10年間の対策強化によるものである。しかしながら資金不足のために効果は不安定で、治療薬への耐性と殺虫剤への耐性に積極的に取り組む必要がある。
(殺虫剤については現在のマラリア対策はピレスロイド類のみに過剰に頼っており、これへの耐性を管理する必要がある)