食品安全情報blog過去記事

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陣痛の痛み緩和−何に効果がある?

SMC
Pain relief in labour – what works?
March 16th, 2012.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2012/03/16/pain-relief-in-labour-what-works/
新しい研究は女性の陣痛の痛み緩和にとって最も効果的で安全な方法を調べる数百の臨床試験の知見を集めた。最も根拠が強かったのは医薬品で、いくつかの医薬品によらない方法にも女性の満足を改善する作用がある可能性がある。他によく使われている方法には根拠がない。
コクランレビュー。
効果があるもの
・硬膜外、脊髄くも膜下硬膜外併用または吸入麻酔
効果のある可能性があるもの
・水に浸かる、リラクゼーション、鍼、マッサージ、局所麻酔神経ブロックまたは非オピオイド
根拠が十分でないもの
・催眠、バイオフィードバック、滅菌水注射、アロマセラピー、経皮電気神経刺激、オピオイド注射
しかしながら効果のあるものに副作用も多かった
2番目のグループは根拠は十分ではないが女性の満足度が高かった
医師2人と助産師1人のコメントが対照的なので興味深い
たとえばPeter Brocklehurst教授(英国)は「女性は効果のない方法を使っていたり高価のある方法を否定されていたりする。女性に対して何が効き、何が効かないのか知らせる必要がある」という。
一方ニュージーランド助産師カレッジCEO Karen Guillilandは「痛みは極めて個人的なもので信頼性のある研究は困難である。麻酔薬は記憶にも干渉するので本当かどうかわからない。医薬品以外の痛み緩和方法についてはお金が出ないから研究がない」等、医薬品はとにかく使いたくないのだなというコメント。

Increased media focus on fracking
March 19th, 2012.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2012/03/19/increased-media-focus-on-fracking/
ニュージーランドで水圧破砕による環境や健康への影響というメディア報道が急増している。