食品安全情報blog過去記事

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歯のX線と脳腫瘍の関連−専門家の反応

SMC
Dental x-rays linked to brain cancer – experts respond
April 11th, 2012.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2012/04/11/dental-x-rays-linked-to-brain-cancer-experts-respond/
新しい研究で歯のX線画像解析歴と髄膜腫の頻度が関連づけられrた。しかし専門家はX線装置の進歩と規制とこの病気の実際の頻度から、人々がこの健康リスクを心配する必要はないことを意味すると注意している。
Cancerに発表された1433人の髄膜腫患者と1350人の対照とを比較した研究。
髄膜腫のある人のほうが咬翼検査を受けたことのある率が2倍だった。Panorex検査ではさらに強い関連があって10才未満で検査を受けた場合の髄膜腫発症リスクが4.9倍だった。
しかしながら研究者らは、今日の歯科治療で用いられている線量はかつてより低いことを注記している。しかしこの研究はX線の至適使用頻度についての注意を喚起するものである。
以下専門家のコメント
(暴露量評価に弱点があるなどもあり、患者は特に心配する必要はないが意味のない検査はやめようということ)