食品安全情報blog過去記事

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ニュース等

  • 消費者の健康 賢明な決定のためのガイド

CONSUMER HEALTH
A Guide to Intelligent Decisions
http://www.chsourcebook.com/00.pdf
第9版:本の宣伝

  • 高齢者を騙したこと批判されていたユタ州のカイロプラクターが免許を失う

Utah chiropractor accused of bilking elderly loses license
Apr 25 2012
http://www.sltrib.com/sltrib/news/53979001-78/babcock-patients-health-chase.html.csp
カイロプラクターBrandon Babcockは、高齢者に対してお金を騙し取っただけでなく健康も危険にさらした、と許可を与えている当局が言う。ユタ州のOccupational and Professional Licensing局は、糖尿病が治ると宣伝していたカイロプラクターの免許を緊急に停止した。
Brandon Babcockはユタ州で統合健康センターを経営し、テレビや新聞で「機能内分泌研究所」として、「秘密の」サプリメントと食生活でII型糖尿病が回復できると主張していた。
(最近カイロとかなんとか指圧とか整体とか特に免許も必要ない「施術者」がやたら増えたような気がするけど、病気の治療にはならないから。最低限あはき法下にあるものにすればいいのに。病気なら普通に病院に行くこと。)

  • あなたは携帯電話に殺される?

For the record
Sense about science
Is your mobile killing you?
4 May 2012
http://www.senseaboutscience.org/for_the_record.php/96/is-your-mobile-killing-you
2012年5月3日の記事でSunが「携帯電話を10年以上使ったら脳腫瘍になるだろう」と報道した。これについて科学者に尋ねた。
Professor Malcolm Sperrin
最新のHPAの報告書では全ての根拠をまとめて心配する根拠はないとした。
Dr Mireille B. Toledano
インターフォン研究では全体としては携帯電話の使用で脳腫瘍リスクが増加することは発見していない。

Nature ニュース
Canadian biofuel plans derailed
03 May 2012
http://www.nature.com/news/canadian-biofuel-plans-derailed-1.10588
F1カーに燃料を供給したことがあるカナダのバイオ燃料企業Iogen Energyがセルロースからエタノールを作る工場の建設計画を棚上げした。
(政府から資金援助があっても費用がかかりすぎる、ということ。)

  • 卵のバイオモニタリングに標準化要請

Natureニュース
Call for standards in egg bio-monitoring
04 May 2012
http://www.nature.com/news/call-for-standards-in-egg-bio-monitoring-1.10594
ドイツTrier 大学の生物地理学者Roland Kleinによると汚染のモニタリングに使われている野鳥の卵に適切な標準化がなされていない。トリは食物連鎖のほぼ頂上にあり、卵は採取しやすいため、しばしば環境中の汚染物質モニタリングに使用される。Kleinらが2002-2010年に発表された86の水鳥の卵を使ったピアレビュー論文を調べたところ、卵の状況や選別基準など必須と考えられる情報がしばしばなかった。

  • 製品レビュー:関節用グルコサミン、コンドロイチン、MSMサプリメント

コンシューマーラボ
Product Review: Glucosamine, Chondroitin, and MSM Supplements for Joint Health
Initial Posting: 5/5/12
https://www.consumerlab.com/reviews/Review_Glucosamine_Chondroitin_MSM_Supplements/jointsupplements/
22製品のうち品質基準と表示をクリアしたのは17製品のみ。有名ブランドの製品は1日あたり13.2microgの鉛を含み、コンシューマーラボの基準の26倍になる。