食品安全情報blog過去記事

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ジャーナリストと健康情報専門家は友達になれるか?

Sense about science
Can Journalists and Health Information Professionals ever be friends?
11 June 2012
By Andre Tomlin
http://www.senseaboutscience.org/blog.php/37/can-journalists-and-health-information-professionals-ever-be-friends
架空の健康情報専門家は言う
「ジャーナリストなんてみんな医療や科学については何にもわかっていない酔っぱらいの物書きで、ただ有名になるために新聞を売りたいだけ」
架空のジャーナリストは言う
「健康情報専門家なんて眼鏡をたたき落としてやらないと良い見出しのなんたるかもわからない退屈なネズミちゃんで、自分に都合のいい話だけを宣伝して組織のお金が欲しいだけ」
これらは極論であるが否定できない。人々により良い情報を届けるためお互いに協力できないだろうか?5月28日に30人の健康情報専門家と3人の科学ジャーナリストによる医学研究と一般の議論を結びつけるにはどうすればよいかについて議論するための会合が行われた。ジャーナリストと健康情報専門家の目的は全く同じではないが、ジャーナリストには良いストーリーが必要だし健康情報専門家は人々に伝える場が必要である。いい組み合わせに見える。ジャーナリストからの助言は以下である。
・よりよいプレスリリースを書く
理解しやすい言葉で面白いストーリーを書く。ただし過剰にはしない
・インタビューに答える
・新聞の時間制限に併せて接触する
健康情報専門家からジャーナリストには
・見出しを改善
・スタッフの研究読み書き能力を向上させる
健康情報専門家がお互いにむけての助言
・より良い情報を書く
・資金募集と情報提供のバランスをとる
ソーシャルメディアを利用する
(そもそもHealth Information Professionalsって日本にどれだけいるのか)