食品安全情報blog過去記事

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2012年5月8日の会合の議事録案

Minutes of the meeting held on Tuesday, 8th May 2012 in Aviation House, London
http://cot.food.gov.uk/pdfs/cot8maydraftminutes.pdf

・子どもの食事中鉛については暴露源や英国人でのデータなどさらに研究が必要
・高濃度ビタミンAのリスク (とりあえず妊婦や乳幼児にレバーはやめといたほうが。ベータカロテンなら安全なので)

COT Statement on the FSA Phystoestrogens research programme
http://cot.food.gov.uk/cotstatements/cotstatementsyrs/cotstatements2012/cot201201
植物エストロゲンは天然に植物由来食品、特に大豆に存在する化合物である。その名のとおり、女性ホルモンエストラジオールと構造的に類似する。このため植物エストロゲンを食べることによりヒトでエストロゲン様、反エストロゲン様、および/またはその他の影響がある可能性があるという懸念を引き起こした。これらの影響は有害/有益である可能性もあり集団によって違う可能性もある。
消費者への科学的根拠のある助言のために食事由来植物エストロゲンのリスクとメリットを評価するための植物エストロゲン研究計画(T05/T06)が作られた。さらに宣伝されているメリットについての根拠を示す責任は製造業者や販売業者にあり、リスクに着いての研究はFSAのリスク評価研究計画(T01)に組み入れるべきだと決定された。研究の多くは2001-7年にレビューされ、2011年にCOTは植物エストロゲン研究計画全体を植物エストロゲンのリスク評価への寄与についてレビューするよう依頼された。
全体として当初の目的にかなっていること、現在進行中のリスクについての研究はリスク評価研究の枠組みで行うべきとした。