- PAH暴露による屋根職人のDNA傷害−がんと関連する可能性
DNA damage in roofers due to PAH exposure – possible cancer link
26-Jul-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-07/uocd-ddi072612.php
熱いアスファルトを使う屋根職人や道路建設作業員は高濃度の多環芳香族炭化水素(PAH)に暴露される。コロラド大学がんセンターの今週British Medical Journal Openに発表された研究では、屋根職人が作業により血中PAH濃度が上昇し、DNA傷害が増えることを示した。
屋根職人や道路工事作業員はがんになる割合が一般人より高いが、彼らは喫煙率と飲酒率も高く紫外線暴露も多いため何ががんの原因かは同定しにくい。この研究では熱いアスファルトに暴露された直後PAHのバイオマーカーが上昇することと保護グローブをつけていないヒトや皮膚が焼けたことを報告したヒトで高いため皮膚からの吸収が関与することを示す。
Study associates excess maternal iodine supplementation with congenital hypothyroidism in newborns
26-Jul-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-07/e-sae072612.php
Journal of Pediatricsに発表された症例シリーズ。
WHOは妊娠女性には1日200-300 microgのヨウ素摂取を薦めているがIOMによる安全な上限量は1100microgである。妊娠中に12.5mgのサプリメントを摂っていた母親から生まれた先天性甲状腺機能低下症3例を報告している。サプリメントの他に昆布がヨウ素過剰摂取源になる
Dietary glycemic index and glycemic load and breast cancer risk in the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition (EPIC)
Am J Clin Nutr August 2012 vol. 96 no. 2 345-355
http://www.ajcn.org/content/96/2/345.abstract
高GLと炭水化物の摂取は閉経後女性のER− および ER−/PR−乳がんリスク増加と関連する。