食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

  • 検索した?インターネット検索は子どもの睡眠安全性についてしばしば不正確な情報を提供する

Google it?: Internet searches often provide inaccurate information about infant sleep safety
2-Aug-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-08/e-gii080212.php
The Journal of Pediatricsに発表される研究によると、インターネット検索で得られる情報はしばしば米国小児科学会の乳幼児突然死症候群ガイドラインを反映していない。
AAPの乳児の睡眠安全性に関する助言を反映した13のキーワードでGoogleを使って検索して出てきた100合計1300のウェブサイトを調べた。43.5%が正確で28.1%が不正確、28.4%が乳児の睡眠安全性とは関係ない情報だった。関係のない情報を除くと正確な率は60.8%だった。
(そもそも正しい単語を使って検索すると正答率が上がる。)

  • 健康的なシーフードは持続可能な魚から

Study finds healthy seafood comes from sustainable fish
2-Aug-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-08/asu-sfh080212.php
シーフードを注文するときに考えるべきことは多い。その魚は健康によいか?責任ある漁によるものか?いろいろな指標が提供されているが、アリゾナ州立大学のLeah Gerberは単純なルールを発見しFrontiers in Ecology and the Environmentのオンライン版に発表した。いくつかの持続可能性ランキングとオメガ3脂肪酸や水銀などを検討し、一般論としてより大きくて長生きの魚(クロマグロチョウザメ)を避けてスケトウダラやサバを食べると良い。
イワシやサンマやアジのほうがさらにいいんじゃない?アメリカ人食べられるかな?)

  • そう、魚も皮膚がんになる

ScienceNOW
Yes, Fish Get Skin Cancer, Too
by Krystnell A. Storr on 1 August 2012
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/08/yes-fish-get-skin-cancer-too.html?ref=hp
魚も日焼け止めを使う時期かも。オーストラリアのグレートバリアリーフの斑点のあるマスにヒトの悪性黒色腫のようなものが報告された。これでこの魚を食べるのが安全でなくなるのかどうかはわからない。
PLoS ONEに報告された。