食品安全情報blog過去記事

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EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

世界研究は貧しい人と豊かな人の不健康なライフスタイルと戦う戦略の必要性を示唆する
Global study suggests need for strategies to combat unhealthy lifestyles among the poor and the rich
26-Aug-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-08/mu-gss082312.php
健康的な食事は豊かな人々の方が多く食べている
17か国の154000人の参加した研究Prospective Urban Rural Epidemiology (PURE)が2012年8月26日に2012年欧州心臓病学会で発表された。
Media Release — Pure Study
August 22, 2012
http://fhs.mcmaster.ca/media/pure_study/
背景
http://fhs.mcmaster.ca/media/pure_study/pure_study_backgrounder_20120826.pdf
心筋梗塞脳卒中の50-60%はライフスタイルによるとされる。ライフスタイルは環境や社会的要因に影響される。所得水準の異なる17か国の都市部348農村部280のコミュニティーの153996人(男性42.1%、女性57.9%)の食事や運動、喫煙などと国のGDPや家庭の豊かさについて調べた。国のGDPの増加に従って野菜や果物の摂取が増え、総エネルギー摂取量に脂肪やタンパク質の占める割合が増える。運動量はGDPが増えるにつれ主に義務的運動が減るため減る。レクリエーションによる運動の増加では補えない。禁煙はGDPの増加に伴って増える。同様の、より顕著な影響は家計の違いでも観察される。富によるライフスタイルの差は地方のほうが大きく都市部では緩和される。
(お金のある国の都市部に住む人が一番長生きなわけで。)