食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 母乳バンクの利用や母乳のシェアが急増

Use of mother's milk banks, milk-sharing skyrockets
By Brian Shane, USA TODAY
http://www.usatoday.com/news/health/story/2012-09-02/breast-milk-bank-donors/57535706/1
他人から寄付された母乳を分ける母乳バンクの利用者が急増している。病院では未熟児や病気の子ども向けに有料(1オンスあたり3-5ドル)で細菌やウイルスの検査をして殺菌した母乳を利用している。一方民間では気軽な母乳のシェアが広がっている。十分な母乳が出ない母親が、フェイスブックなどで母乳をシェアしている。バンクーバーの自称母乳活動家Emma KwasnicaはHuman Milk 4 Human Babiesというネットワークを立ち上げている。これには感染症のリスクがある。

  • 反化学物質アラーミニズムが学校にひろがる−「ドーラといっしょに大冒険」があなたの子どもを殺す!

Forbes
Anti-Chemical Alarmism Spreads to Your School -- Dora the Explorer Will Kill Your Kid!
8/30/2012 Jon Entine,
http://www.forbes.com/sites/jonentine/2012/08/30/anti-chemical-alarmism-spreads-to-your-school-dora-the-explorer-will-kill-your-kid/
ビニル製バックパックやプラスチックのカバーに疑問が提示された:Schumer上院議員を含む十字軍はフタル酸についての科学を無視し続けるだろうか?Jon Entineが報告する。
今日の見出しは:あなたの子どもに向けられたプラスチックの銃口スポンジボブハローキティやドーラといっしょに大冒険の形をしている
30年以上前に設立されて過激な予防主義者の情報センターとなったCHEJは今は化学物質を標的にしている。彼らが根拠とする自称活動する科学者であるShanna Swanの「研究」は他の科学者が再現できなかったり有意差がなかったりして科学的とはいえないものである。
確かに化学物質はあらゆるものに含まれる。しかし「危険」かどうかは量による。

  • 子どもの学用品の有害化学物質、その脅威はどのくらい現実的なのか?

Time Healthland
Toxic Chemicals in Kids’ School Supplies. How Real Is the Threat?
By Alexandra Sifferlin
August 29, 2012
http://healthland.time.com/2012/08/29/toxic-chemicals-in-kids-school-supplies-how-real-is-the-threat/
環境団体Center for Health, Environment & Justice (CHEJ)が最近発表した報告で、子どもたちのビニル製学用品にフタル酸とよばれる有害化学物質が高濃度入っているという。しかし誰もがリスクがあると信じているわけではない。CDCによればフタル酸類は床材や接着剤、洗剤、プラスチック、パーソナルケア用品など何千もの製品に存在する。CDCはフタル酸のヒトへの有害影響は不明でさらなる研究が必要だといっている。一方環境団体は後で間違いを謝罪するより安全側にたってどのような製品にも使わないのが良いという

コンシューマーラボ
Product Review: Selenium Supplements Review
8/31/12
https://www.consumerlab.com/reviews/Selenium_Supplements_Review_Ratings/selenium/
一つは表示されている量の25%以下しか含まれなかった。安価なサプリメントの品質が最良だった。