食品安全情報blog過去記事

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ファクトシート 日本産食品の安全性

Safety of food from Japan
September 2012
http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/safetyoffoodfromjapa5110.cfm
オーストラリアは2011年3月の地震後におこった核事故以降日本産食品の放射性核種を検査している。検査はFSANZによるリスク評価助言をうけてDAFFが行っている。
2011年3月以降数百の食品を検査したが放射性核種が検出されたのは数えるほどでその量は国際的に受け入れられている基準より遙かに低い。WHOは日本以外での放射性核種へのヒト暴露は極めて小さいと報告している。食品に検出された放射性核種の量は最大でも歯科用X線一回分で、通常はそれよりはるかに少ない。
輸入食品の検査
2012年8月にFSANZは日本から輸入される食品にリスクについて、日本やオーストラリアの国境で行われた膨大な検査の結果とオーストラリア放射線防護機関の助言を取り入れてDAFFへの情報を更新した。
日本産食品に含まれる放射性核種によるヒト健康リスクは無視できるものの、オーストラリアに汚染食品が輸入される可能性はまだある。そこでオーストラリアの食品モニタリング計画を見直した。オーストラリアや日本でこれまで放射性セシウムが検出されたもののみが監視対象になる。それはお茶(生鮮および乾燥)、乾燥キノコ、魚(生鮮、冷凍、乾燥)などである。この監視対象は日本の千葉、福島、茨城、宮城、埼玉、栃木、東京、山形産の食品に適用される。
FSANZは海外での検査結果も監視し続け、DAFFに更新情報を提供する。
我々の対応は他の国と一致するもので、食品中に検出あれている放射性核種は極めて微量であることから一部では「通常のビジネス」に戻っている。

たとえば
ニュージーランド一次産業省
日本から輸入される食品
Importing food from Japan
http://foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/importing-food-from-japan-alert.pdf
2012年7月15日から国境監視は通常モードになっている