食品安全情報blog過去記事

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18th October 2012の議題とペーパー

http://www.iacom.org.uk/meetings/documents/agendaoct2012final.pdf

EVIDENCE FOR HORMESIS IN MUTAGENICITY DOSE-RESPONSE RELATIONSHIPS
http://www.iacom.org.uk/papers/documents/MUT201216COVERPAPEROCT2012DR1.pdf
Calabrese Mutation Research 726(2):91-7, 2011などについて
遺伝毒性発がん物質について理論的には閾値に相当する出発点があるだろうことには合意するがその閾値を同定する方法はない。従って閾値はないと見なすのが賢明だろう。ホルミシスをリスク評価に使うことを正当化できる根拠はない、というのがこれまでの合意。
新しい論文はこれにどう影響するか。

  • 化学物質混合物の変異原性評価についての声明

STATEMENT ON MUTAGENICITY ASSESSMENT OF CHEMICAL MIXTURES
http://www.iacom.org.uk/papers/documents/MUT201221-MixturesCOM2008forinternet.pdf

  • 化学物質不純物の遺伝毒性試験と変異原生ハザード評価戦略についての暫定ガイダンス

INTERIM GUIDANCE ON A STRATEGY FOR GENOTOXICITY TESTING AND MUTAGENIC HAZARD ASSESSMENT OF IMPURITIES IN CHEMICAL SUBSTANCES (April2012)
http://www.iacom.org.uk/papers/documents/MUT201220-Impuritiesfinal2012forinternet.pdf
優先順位の設定とスクリーニングにはTTCが適切。ただしアフラトキシン様化合物やNニトロまたはアゾキシ化合物には適さない。変異原生についての同じ構造アラートをもつ混合物については合算できる。構造は(Q)SARで評価。評価手順の図がある

Update on OECD Guidline revisions and ICH genotoxic impurities harmonisation
http://www.iacom.org.uk/papers/documents/MUT201219-DKirkland-UpdateonICHM7Sept2012.pdf
医薬品の遺伝毒性不純物についてのガイドラインTTCの値を厳しくする場合や緩和する場合、投薬期間や病気の性質など