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食品医薬品安全庁、農心などベンゾピレン(benzopyrene)検出関連後続措置の発表 

危害師範中央調査団/食品管理課 2012.10.25
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=2&seq=18890&cmd=v
食品医薬品安全庁は最近ベンゾピレン基準を超過したかつおぶし(薫製乾燥魚肉)を使ってラーメンスープを作った (株)農心などに対して回収及び行政処分(是正命令)を実施し、再発防止方案を用意する計画だと発表した。
これはスープなどを製造する過程で不良原料を使ったために回収する事になったのである。
去る 24日国政監査で議員(民主統合党)が基準を超過した原料を製品に使った場合食品衛生法違反で回収及び行政処分が必要だと指摘した。
今回の措置は次のようである
行政処分対象業社はベンゾピレン基準を超過した (株)大王の ‘かつおぶし(薫製乾燥魚肉)’を使用した 9業社。該当の業社に対しては行政処分(是正命令)をする予定である。
該当の不適切原料を使った 9業社 30品目のうち流通期限が残っている 4社 9製品(添付ファイル参照)に対して直ちに回収措置を取る計画であり, 回収期限は ‘12年 11月 10日である。
※ 自主回収期間以後には関連地方自治体とともに回収移行可否を点検する計画
同時にそのほかかつおぶし製造業社を対象にベンゾピレン基準遵守状況などを調査する予定である.
□ 食品医薬品安全庁は今回の事例をきっかけに完成品に対する基準を検討し、その間の措置の適切性に対して再評価するなど制度改善も平行して推進する計画である。
まず原料に基準が設定されている原材料が完製品に入った場合、完製品業者が原材料に対する自主品質検査を強化するための制度を用意する予定である。
また食品衛生検査機関の試験検査結果に対する適正性を確保するために事後管理を強化し、燻製過程で発生するベンゾピレン低減化方案及び HACCP 適用方案を推進する方針である。
同時に, このような事例が繰り返し発生しないように行政処分移行主体及び手続きなど内部業務処理指針(SOP)を明確にする予定である。
食品医薬品安全庁は今回国民に混乱を引き起こしたことを謝罪し、今後さらに食品安全管理に万全を期して国民に信頼される機関に生まれかわると発表した.。
同時に保健福祉部は行政処理の適正性に対する調査を実施する計画で関連法令の補完と対応体系改善作業を平行して推進する予定である。