- 難燃剤と子どもの神経発達遅延の関連
Flame retardants linked to neurodevelopmental delays in children
15-Nov-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-11/uoc--frl110912.php
Environmental Health Perspectives。279人の女性の妊娠中の血液とその子ども272人の7才時点での血液と、子どもの5-7才のIQを調べた。
In Utero and Childhood Polybrominated Diphenyl Ether (PBDE) Exposures and Neurodevelopment in the CHAMACOS Study
http://ehp.niehs.nih.gov/2012/11/1205597/
- 慢性疲労症候群−ストレスのかかったシステム
Chronic fatigue syndrome -- a system under stress
14-Nov-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-11/uons-cfs111412.php
オーストラリアの研究者らが心拍変動性が慢性疲労症候群（CFS）患者の認知的かく乱の予想指標になることを発見した。これはCFSの症状と自律神経系バランス不全の関連を示す根拠を付け加えるものになる。PLOS ONEに発表された。
CFS患者30人と健康な40人の課題への心拍数反応と精神的状態を調べた。
Reduced Cardiac Vagal Modulation Impacts on Cognitive Performance in Chronic Fatigue Syndrome
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0049518
- 増加する肉アレルギーにいらだつ
ScienceNOW
Ticked Off About a Growing Allergy to Meat
Gretchen Cuda Kroen on 16 November 2012
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/11/ticked-off-about-a-growing-aller.html?ref=hp
ダニに刺されるとライム病やエールリヒア症などになることは知られていたが、BBQ大好き人の悪夢でもあるらしい。特定のダニに刺されると肉へのアレルギー反応が生じるらしいことを示唆する研究が増えてきた。
肉アレルギーは、牛肉や羊肉、豚肉の糖alpha-galに反応して肉を食べて概ね4時間後にハチの巣のような発疹を生じ時にアナフィラキシーを誘発する。普通のアレルギーと違うのはalpha-galアレルギーが見られるのはダニ、特にlone star tickに刺されたことのある人だけに見られることである。
このダニは過去20-30年間で、主な宿主である鹿の増加とともに分布範囲や数を拡大している。
