食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

極低周波磁場と急性リンパ芽球性白血病の子どもの再発や全体の生存率リスクに関連は見られない

No association seen between exposure to extremely low frequency magnetic fields and risk of relapse or overall survival in children with acute lymphoblastic leukaemia
21/12/2012
http://www.iarc.fr/en/media-centre/iarcnews/pdf/NewsItem_MTV.pdf
IARCの環境放射線部門とデンマークがん研究センターによる共同研究がBlood Cancer Journalに発表された。高圧電線のそばに住むことによるELF暴露が急性リンパ芽球性白血病(ALL)の子どもの再発や全体の生存率リスクに影響するかどうかを調べた。カナダ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランドスウェーデン、英国、米国の3000人以上のALLの子どもを含む研究から、関連は見られなかった。
Blood Cancer Journal (2012) 2, e98; doi:10.1038/bcj.2012.43; published online 21 December 2012