食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

フードチェーンの毒性学的安全性に関する常任委員会(SCFCAH)の1月31日の議事概要

SUMMARY REPORT OF THE STANDING COMMITTEE ON THE FOOD CHAIN AND ANIMAL HEALTH HELD IN BRUSSELS ON 31 JANUARY 2013
http://ec.europa.eu/food/committees/regulatory/scfcah/toxic/sum_31012013_en.pdf
・食品と接触する物質
フランスがビスフェノールAの国内規制について通知した。EFSAが5月に予定しているビスフェノールAの意見が出てから立場を決めるだろう。いくつかの加盟国はEFSAの意見に基づく調和のとれた対応が必要だと強調した。
・汚染物質
穀物穀物製品のT-2およびHT-2毒素について。EFSAの評価では直ちに健康上の懸念とはならないとされたが、年による差が大きいことなどからさらなるデータの収集について検討。
日本産の食品について。事故後の対応についてはこれまで何度か改訂されてきた。2012年9-12月の検査結果が日本当局から提出されそれらを詳細に検討した。ある国の代表は、日本で採用されている基準値は極めて厳しく、その値は安全性レベルではないため基準値超過は必ずしも健康リスクを意味しない、と強調した。日本当局との会合も予定されていて、次回会合には規制の改定案を提示するだろう。
他香料や添加物について