食品安全情報blog過去記事

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ウマ屠体の最新フェニルブタゾン検査結果

Latest bute test results on horse carcasses
14 February 2013
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/feb/bute-carcasses-results
2013年1月30日から2013年2月7日までの間に英国で屠殺された206のウマの屠体のフェニルブタゾン検査の結果、8検体が陽性だった。
この8検体のうち6頭はフランスに送られ、フードチェーンに入った可能性がある。残り2頭はと場内にあって現在EU規則に従って廃棄されている。FSAはこの6頭についての情報を集めフランスに送ってフランス当局と一緒に追跡にあたっている。
フェニルブタゾン検査用検体はと殺の日に採取し、確認された結果がFSAに報告される。1月30日以降、FSAは100%のウマのフェニルブタゾン検査をしている。
英国では今週からはフェニルブタゾン陰性のものしかフードチェーンに入れない「ポジティブリリース」システムが稼働している。現在約48時間で結果が出る検査法を開発した。
この結果はFSAが2012年に行ったサーベイランスと一致するものである。6%がフェニルブタゾン陽性だった。フェニルブタゾンはフードチェーンに入ることは許されないが、もしフェニルブタゾンを含むウマ肉を食べたとしても、健康への悪影響リスクは極めて低い。