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EUにおけるタバコ:受動喫煙暴露は減っているがまだ高すぎる、と報告書

Tobacco in the EU : Exposure to second hand smoke reduced, but still too high, says Commission report
22/02/2013
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-147_en.htm
ヨーロッパ人は2009年はバーでの受動喫煙が46%だったが2012年は28%に下がった。
受動喫煙EUにおける死亡や疾患や傷害の広範な原因であり、2002年にはタバコの煙により70000人以上の成人が死亡していると推定されている。
この報告書の主な知見は
・全ての加盟国が受動喫煙から市民を守るための対策をおこなっている
・しかしその範囲などは国により相当異なる。
・一部の国では法の執行に問題がある。
・暴露量は減っているが国により相当異なる
・ベルギー、スペイン、ポーランドでは包括的規制により短期間で暴露率を減らした
・禁煙環境による健康影響は速やかに現れ心臓発作の減少や呼吸器系の健康改善などが認められる
・ヨーロッパでは受動喫煙防止規制に対する一般の人々の支持は極めて高い
Smoke-free environments
http://ec.europa.eu/health/tobacco/smoke-free_environments/index_en.htm