食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

「エネルギー」ドリンク報告書

“Energy” drinks report
6 March 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130306.htm
EFSAはヨーロッパでの子どもや青少年を含む特定集団での「エネルギー」ドリンクの摂取量についてのデータを初めて収集した委託研究の報告書を発表した。この研究では「エネルギー」ドリンクに含まれる一部の成分−主にカフェイン、タウリン、D-グルクロノラクトン−の一時的及び慢性的摂取量推定も行っている。最も「エネルギー」ドリンクを消費している年齢集団は青年で、3-10際の子どもが摂取した場合には総カフェイン摂取量の43%になると推定されている。
主な知見は
・成人(18-65才):成人の約30%がエネルギードリンク消費者である。そのうち約12%が「大量慢性(週に4-5日以上)」摂取者で平均月に4.5L。約11%が「大量一時的(1回で1L以上)」摂取者である。
・青年(10-18才):約68%がエネルギードリンク消費者である。
・子ども(3-10才):約18%がエネルギードリンク消費者である。
・アルコールとの同時摂取:成人56%、青年53%
・スポーツの際の摂取:成人52%、青年41%
・総カフェイン摂取量への寄与:成人8%、青年13%、こども43%