食品安全情報blog過去記事

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主任科学者のデスクから 世界全体の食品の安全を構築する

Building food safety across the globe
March 2013
http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/scienceinfsanz/fromthedeskofthechiefscientist/
我々が今日食べている食品は世界中からやってくる。製品や成分は食卓に到着する前に多くの国境を越えてくる。このためFSANZは他の規制機関と経験を構築し情報を共有するために国際協力を行っている。
アジア太平洋経済協力食品安全協力フォーラム(APECフォーラム)はそのために2007年に作られた。これはオーストラリアと中国が食品の安全確保のために作り、その後まもなくこのフォーラムの技術的訓練のために米国によりパートナーシップ訓練機関ネットワーク(PTIN)が作られた。
4月に20のAPEC加盟国からの約100人の代表がインドネシアのSurabayaに集まり一連のワークショップを開催した。ワークショップでは、特に途上国の食品安全訓練プログラムについて焦点が当てられた。目的は途上国での公衆衛生の改善、生産者が食品を国内または国際的に取引することを手助けするなどで安全な食品の供給を確かなものにすることである。食品安全規制システム、食品安全上の自己管理、サプライチェーン管理を強化することが目的である。また情報共有ネットワークを構築し食品の安全上の危機を最小化し対応するために訓練を行う。
FSANZはAPECのパートナーと協力してワークショップの計画をし、APECの3年計画で行われる一連の行事が成功することを楽観視している。FSANZはこの種の国際協力に関与している。