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EPAは2013年のリスク評価対象化学物質を発表、広く使われている難燃剤に重点を置く

EPA Announces Chemicals for Risk Assessment in 2013, Focus on Widely Used Flame Retardants
03/27/2013
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/bd4379a92ceceeac8525735900400c27/c6be79994c3fd08785257b3b0054e2fa!OpenDocument
有害物質規制法(TSCA)作業計画の一環。
20の難燃剤の評価を開始しそのうち4つについては完全リスク評価を行う。さらに8つについては類似の性質をもつ難燃剤をグループ分けして完全リスク評価対象とする。
詳細は以下
TSCA Work Plan Chemicals
http://www.epa.gov/oppt/existingchemicals/pubs/workplans.html
完全リスク評価対象4物質は
・2-エチルヘキシル エステル 2,3,4,5-テトラブロモ安息香酸(TBB)
・1,2- エチルヘキシル3,4,5,6-テトラブロモ-ベンゼンジカルボン酸あるいは (2-エチルヘキシル)-3,4,5,6 テトラブロモフタル酸(TBPH)
・トリス(2-クロロエチル) リン酸 (TCEP)
・ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)
難燃剤以外にはオクタメチルシクロテトラシロキサン(D4); 1-ブロモプロパン、 1,4 ジオキサンの3化合物のリスク評価を始める