食品安全情報blog過去記事

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可塑剤DEHPは主に食品から摂取される

Platiciser DEHP is ingested mainly through food
07.05.2013
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2013/13/platiciser_dehp_is_ingested_mainly_through_food-186815.html
BfRとUBAは共同で人々のDEHP汚染を調査している
可塑剤DEHPの重要な暴露源は食品である。この物質はプラスチックに可塑性をもたせるために使われ、環境やヒトの尿から検出されている。この物質は生殖器系に有害影響を与えるため望ましくない物質である。このため化粧品やおもちゃには使われない。全体としてほぼ全ての人の暴露量は少なく、通常は健康リスクは存在しない。最悪の場合、小さい子どもが食品だけではなくハウスダストやその他口に入れるものからDEHPに暴露されると暴露量が多くなる。その場合でもほとんどの場合暴露量は少ない。しかしながらごく一部の集団で耐容摂取量を超える可能性は否定できない。
EFSAが設定したTDIは50 microg/kg/dayで、ドイツ人の平均摂取量は13-21 microg/kg/day
リンクされている各種文書はドイツ語