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国内農産物25種、コーデックス国際食品分類に登録 

食品基準課/残類物 2013.05.16
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=56&pageNo=2&seq=20422&cmd=v
食品医薬品安全処は第45回国際食品規格委員会(CODEX) 残留農薬部会(5.6〜11, 中国北京)に大韓民国代表団として参加し、韓国の栽培農産物 25種が国際食品分類に新しく登載される成果をあげたと発表した.
国際食品規格委員会(CODEX) : 1962年消費者の健康保護と公正な貿易を確保する目的で設立, 同委員会の残留農薬などの規格が汎世界的な共通規格として活用される
今回の国際食品分類登載で韓国の農産物を輸出する時に CODEX の残留農薬許容基準が適用されるようになり、該当の農産物輸出がスムーズになること予想される.
※ 農産物にMRLが設定されていない農薬が検出されると、該当の農産物は不検出基準を適用されるため輸出に困難が予想される
食薬処、農業部などが大韓民国代表団で参加した今回の会議の主要成果は ▲国際食品分類に国産農産物 25種登載 ▲高麗人参濃縮液基準新設などである
また去年高麗人参に対して殺菌剤アゾキシストロビンの国内MRLが採択されたのに続いて、今年は高麗人参濃縮液に対してMRLが新設された.
高麗人参濃縮液残留農薬基準: 0.5ppm – 参考までにこの高麗人参基準設定関連資料はアメリカEnvironmental Protection Agency, EPAに提出されて去る 4月 24日付けで高麗人参残留農薬基準(0.5ppm)が最終成立しアメリカへの輸出が増加すると予想される.
食薬処はこの会議の成果で国産農産物を世界に知らせて輸出障壁が低くなることを期待すると発表した