食品安全情報blog過去記事

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首相の科学アドバイザーが水のフッ素添加の議論に参加

SMC
PM’s Science Advisor wades into water fluoridation
June 13th, 2013.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/06/13/pms-science-advisor-wades-into-water-fluoridation/
Peter Gluckman卿が水のフッ素添加と科学に関する議論に加わった。Blogに書いている(http://www.pmcsa.org.nz/blog/what-is-in-the-water/)。
一部を紹介
最近水のフッ素添加についての「議論」が復活しているようだが、問うべき問題は多分「本当は何について議論しているのか」であろう。水のフッ素添加については科学的には決着している。公衆衛生科学において最もよく調べられたことで、文献もたくさんある。
水に微量のフッ素を添加することが虫歯を減らすのは疑いがない。口腔衛生状態が良くてフッ素添加歯磨きが入手できる地域でもそうである。一部の地域ではもともと水のフッ素濃度が高く添加する必要性が低い。しかしニュージーランドのようなフッ素濃度の低い地域ではフッ素を添加してきた。水にフッ素を添加することは小さな子から高齢者までメリットがあるが、より貧しい社会経済状態の悪い人たちのほうが利益が大きい。