食品安全情報blog過去記事

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ハッフ病 米国: (LA)原因同定

Haff disease - USA: (LA) cause identified
2013-08-04
http://www.promedmail.org/direct.php?id=20130804.1863416
Date: 3 Aug 2013 Source: Associated Press via The State [edited]
医師らはなぜザリガニやバッファローフィッシュを食べると時に筋肉が破壊される病気になるのかわからない。しかしドクゼリと呼ばれる湿地の植物の根を食べた底棲魚が原因だと信じている。
2013年7月始めにYazoo川で捕ったバッファローフィッシュを食べて3人がハッフ病になった。症状は筋の無力と痛み、口の渇き、胸の痛み、嘔吐、吐き気、錯乱、暗色尿などで通常食べてから12時間後にみられる。この病気はドクゼリに含まれる骨格筋組織を破壊する毒素、おそらくシクトキシンcicutoxinによると考えられているが証明されていない。米国ではドクゼリは広く分布しているがハッフ病は1984年からわずか30症例しか報告されていない。
ルイジアナ州MMRによるとハッフ病の多くが心臓発作と思われている可能性がある。
LA Morbidity Rep., Mar.-Apr., 2012, Vol 23, No.2
http://new.dhh.louisiana.gov/assets/oph/Center-PHCH/Center-CH/infectious-epi/LMR/2011-2020/2012/marapr12.pdf