食品安全情報blog過去記事

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加工ベビーフードは「栄養価に欠ける」?

Behind theHeadlines
Do processed baby foods 'lack nutritional value'?
Tuesday September 10 2013
http://www.nhs.uk/news/2013/09September/Pages/baby-weaning-solid-foods-less-nutrititious-than-home-cooked-baby-food.aspx
Timesが「自家製の離乳食のほうが市販のベビーフードより良い」と報道した。Timesの見出しは英国で販売されている乳児用食品の栄養含量を調べた研究を正確に反映している。製造業者の情報に基づき、研究者らは食品を母乳、乳児用ミルク、バナナや煮リンゴなどのよく与えられる自家製離乳食と比較した。6-12ヶ月の乳児に与えられる自宅で調理した食品に比べると出来合のベビーフードは栄養密度が一般的に低い。
わかったことは固形食品の方が母乳よりエネルギー密度が高いため赤ちゃんの成長に役立つということである。しかしながら多くの製品は母乳同様のエネルギー含量で、それは乳児の食事の栄養密度を増やすことはない。出来合のベビーフードは保護者にとって便利であるが、費用がかかる。この研究からは栄養価も低い。
(4ヶ月から与えられる商品が対象なので当然なのでは?)