食品安全情報blog過去記事

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食生活と運動が「子宮がんリスクを減らす」

Behind the headlines
Diet and exercise 'cut womb cancer risk'
Wednesday September 11 2013
http://www.nhs.uk/news/2013/09September/Pages/diet-and-exercise-cut-womb-endometrial-cancer-risk.aspx
「運動で子宮がんリスクが半分になる」とDaily Expressが報道し、一方BBCニュースはリスクは食生活でも削減でき、「そしてコーヒーを飲むことでも削減されるかもしれない」と言う。この話はライフスタイルと子宮(内膜)がんに関する新しい報告に基づく。それは体脂肪が多いと子宮がんリスクが高いという説得力のある根拠があると結論している。運動とコーヒーは「多分(高い確実性で)」子宮がんを予防する。この報告は女性に対し、健康体重を維持すること、少なくとも1日30分運動することを薦めている。
World Cancer Research Fund (WCRF)の報告書の知見
BMIが大きいことが子宮内膜がんのリスクを増やすという説得力のある根拠がある
・高グリセミックロードは「多分(probably)」リスクを増やす
・全てのタイプの運動は「多分(probably)」リスクを減らす
・コーヒーは「多分(probably)」リスクを減らすががん予防のために薦めるほどの情報はない
他にリスクを増やす要因としては、以下があるが限られている
・座っている時間
・成人身長(リスクそのものではなくリスク要因のマーカーであると考えられる)
・赤身肉や野菜や大豆など他の食品
マルチビタミン
・お茶やアルコール