食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

EFSAは累積リスク評価についての仕事を拡大

EFSA expands body of work on cumulative risk assessment
3 December 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/131203b.htm
EFSAは食品中残留農薬の累積リスク評価(CRA)分野での現在の作業の一環として、異なる作用機序の関連性について結論した。
・作用機序が異なる化合物混合物の複合毒性の評価方法としては用量の相加概念を使うべきである。つまりどのような濃度であれ全ての化合物が混合物全体の毒性に寄与するということである。
・リスク評価においては、同じ臓器や組織に同じ有害影響を与える物質は、累積評価グループとしてまとめるべきである。
食品中残留農薬の累積リスク評価における異なる作用機序の関連性とその適切な適用についての科学的意見
Scientific Opinion on the relevance of dissimilar mode of action and its appropriate application for cumulative risk assessment of pesticides residues in food
EFSA Journal 2013;11(12):3472 [40 pp.].
03 December 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3472.htm