食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

エネルギードリンクの過剰摂取に注意! 

添加物基準課/食品管理総括課/食生活安全課/添加物包装課 2013-11-29
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=22107&cmd=v
食品医薬品安全処は我が国民のカフェイン摂取量を評価した結果, 国民 1人当り平均一日摂取量は 67.1 mgでカフェイン最大一日摂取勧告量の 17%, 青少年の平均一日摂取量は 30.6 mgでカフェイン最大一日摂取勧告量の 21%であることを発表し、カフェイン含有エネルギードリンク販売量増加による過剰摂取に注意することを求める。
エネルギードリンク国内流通(国内製造+輸入)は ‘11年(5,410トン) から ’12年(41,848トン) に約 7.7倍増加し, 市場規模では 3.3倍(‘11年 300億 → ’12年 1,000億) 増加した. <参照資料 1, 2>
過度なカフェイン摂取は不眠症, 神経過敏などの症状が現われて特に子供及び青少年は感受性が高く学業に悪い影響を及ぼす可能性がある
カフェインは子供たちがよく摂るコーラ, チョコレートなど一般食品に広く含まれていて, 最近カフェインを多く含むエネルギードリンクを学生たちが頻繁に取る場合があるため注意が必要である。
子供の場合, エネルギードリンク 1本だけでも最大一日摂取勧告量を超過することがあるので気を付けなければならない.
※ 子供のカフェイン最大一日摂取勧告量は体重 1kg 当たり 2.5 mgで体重が 40 kgである子供の場合100 mg
※ エネルギードリンク 1回提供量あたりカフェイン平均含量 : 62 mg -通常体重 60 kg 青少年のカフェイン最大一日摂取勧告量は 150 mgで一日コーヒー 1杯とエネルギードリンク 1本で最大一日摂取勧告量を超過するので気を付けなければならない. <参照資料 3, 4>
特に, エネルギードリンクを酒類と混合して無分別に取る場合過剰摂取の懸念がある
参照として食薬処は申庚林議員が国政監査(‘13年 11月)で “安息香酸ナトリウムを含むエネルギードリンクを過剰摂取すると許容基準を超過する可能性がある”との指摘に関連し, エネルギードリンク中安息香酸ナトリウムの安全管理のため、研究事業による実態調査と関連専門家, 業界, 消費者団体などの意見を取り集めて使用基準を強化する計画である. <参照資料 5>
安息香酸ナトリウムとカフェインから安息香酸ナトリウムカフェインが生成することについてては国内•外研究及び管理動向を持続的に把握して必要の時迅速措置する予定である。
食薬処は高カフェインエネルギードリンクの安全管理のためにカフェイン含量及び注意事項表示可否などに対する収去検査を強化して、学校購買・優秀販売業店販売、,TV 広告モニタリング及び指導点検を強化する計画である。
2013年からカフェイン含量が 150 ppm 以上の液体食品には “高カフェイン含有”, “総カフェイン含量”, “子供, 妊婦, カフェイン敏感者は注意” 表示義務化を施行している.
また高カフェイン食品を学校購買と優秀販売業店では販売禁止し、 TV 広告を制限する 「子供食生活安全管理特別法」を去る 7月改正して 2014年 1月 31日から施行する予定である。