食品安全情報blog過去記事

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FDAは抗生物質耐性対策に踏み出す

FDA takes significant steps to address antimicrobial resistance
Wed. Dec. 11, 2013
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm378193.htm
食用動物への抗生物質の賢明な使用を確保する計画を実施
食用動物に成長促進目的で医学的に重要な抗生物質を使うことを段階的に廃止するのを薦める計画を実施する。同時にそのような薬物の適切な治療目的での使用には獣医による監視を導入する。

  • 消費者向け情報:ある種の抗生物質の家畜への使用の段階的廃止

Phasing Out Certain Antibiotic Use in Farm Animals
Page Last Updated: 12/11/2013
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm378100.htm
FDAは企業が自主的にある種の抗生物質の食糧生産増加のための使用を段階的に廃止する計画を実施する。抗生物質は家畜の成長促進目的で餌や水に加えられている。抗生物質のあらゆる使用は、ヒトでも動物でも、抗生物質耐性を生じることに寄与することから、医学的に必要な場合にのみ使うことが重要である。世界中の政府が抗生物質耐性菌は公衆衛生上の大きな脅威であると考えている。
FDAは家畜への「医学的に重要な」抗生物質の使用問題に対応している。我々は動物には抗生物質の種類と時期を選んで使う必要がある。抗生物質耐性は完全に予防することはできないが遅らせることができる。
FDAは動物用医薬品の会社が自主的に成長促進目的での使用を取り下げ、OTCでの販売から獣医による処方が必要な製品に移行する方法を説明した最終ガイダンス文書を発行した。