食品安全情報blog過去記事

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その他

  • あなたとあなたの子どものがんリスクを下げる6つの確かな方法

Forbes
Six Solid Ways To Reduce Your Cancer Risk -- And That Of Your Children
Geoffrey Kabat, 12/06/2013
http://www.forbes.com/sites/geoffreykabat/2013/12/06/six-solid-ways-to-reduce-your-cancer-risk-and-that-of-your-children/
食品中の微量の農薬や水や化粧品や寝間着や遊び場によるがんの脅威についての話をたくさん聞いたことがあるだろう。逆に大量のアスピリンを飲み続けるとかのようながん予防法についても聞いたことがあるだろう。明確でしっかりした根拠のある情報が必要である。
その6つは
・禁煙
・アルコールを飲み過ぎない
・無防備に日光に当たりすぎない
・太りすぎを避け運動する
・植物成分の多い食事あるいは地中海スタイルの食生活
・子どもに−HPVワクチン
(他にもあるけれどとりあえずこれだけは確実、というもの。アメリカ人向けではあるが基本はどこの国でも一緒)
新しいグローバル研究でウシやニワトリやブタの餌と消化がどう気候変動に「蹄跡」を残したかが明らかにされた
New global study reveals how diet and digestion in cows, chickens and pigs drives climate change 'hoofprint'
16-Dec-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-12/bc-ngs121213.php
PNASに発表された包括的評価。
温室効果ガスの排出を地域や動物種ごとに推定。地域としては南アジア、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、サハラ以南のアフリカが排出量が多く、先進国がウシでは75%、家禽やブタでは56%。家畜の中ではウシが最大の排出源で77%。家禽やブタは10%。
効率が良いのはブタや家禽で、特にバランスのよい濃縮飼料を与えられた工業システムによる畜産。逆に最も効率が悪いのはエチオピアソマリアなどの乾燥地帯で質の悪い草を探して食べるウシ。この場合タンパク質1kgあたり1000キロの炭素を放出し、一方米国や欧州ではタンパク質1kgあたり10キロ。

  • アレルギーと闘いたい?汚い犬を飼おう

ScienceNOW
Want to Fight Allergies? Get a Dirty Dog
16 December 2013
http://news.sciencemag.org/biology/2013/12/want-fight-allergies-get-dirty-dog
人生の初期に犬や家畜に暴露されることが後のアレルギーや喘息発症リスクを減らすという根拠が増えているが、研究者らはこの影響を腸内細菌で追跡した。PNASに発表された、犬のいる家のほこりを与えたマウスでの研究。

  • ネコが仲間になったとき

ScienceNOW
When Cats Became Comrades
16 December 2013
http://news.sciencemag.org/archaeology/2013/12/when-cats-became-comrades
ネコは1万年近くヒトの社会の一員だった。しかし紐を追いかけたり膝に乗っていたわけではなく、古代のネコは作物を破壊するラットやマウスを狩り代わりに食事や保護を受けていたと科学者は考えてきた。今やその根拠が見つかった。5000年前の中国の農村から出土したネコの骨が、彼らが齧歯類を食べていたこと、一部はヒトに世話されていたことを示した。PNAS。

ScienceShot: Why Hobbits Always Win
16 December 2013
http://news.sciencemag.org/health/2013/12/scienceshot-why-hobbits-always-win
少ない軍勢のホビットが何故トロールやゴブリンに勝つことができたのだろうか?The Medical Journal of Australiaによると、ビタミンDのせいである。
ビルボ・バギンズは陽にあたりいろいろなものを食べているがゴラムやスマウグは日の光を避けヒトを食べるなど食生活が貧弱である。

  • あなたの健康のための種子

Seeds For Your Health
by Berkeley Wellness | December 13, 2013
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/seeds-your-health
ナッツ同様、種子も近年その栄養価が評判になっている。多くの栄養を含むが、健康的な脂肪が多くカロリーが高い。
実験室での研究や動物実験で興味深い結果を示す成分や栄養素も含むが、ヒトへのメリットは明確ではない。ある種の種子ががんや心疾患を予防するといったうますぎる話には注意するように。
種子を楽しむ最良の方法
種子は良い食品でいろいろな使用方法がある。パック商品を買うときはナトリウムに注意。種子は油が多いので室温で変化しやすいため冷蔵庫に入れると長持ちする。
亜麻仁、チーア種子、麻の実
多くの健康食品店やインターネットでこれらが鳴り物入りの「スーパーフード」として宣伝されている。
これらはあなたが好きなら良い選択肢ではあるが他の種子より健康に良いということはない。