食品安全情報blog過去記事

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その他

Tainted Heroin Kills 22 in Western PA
Jan 29, 2014
http://www.erietvnews.com/story/24569334/tainted-heroin-kills-22-in-western-pa
フェンタニルとヘロインの混合物による脂肪が1月19日以降22人。"Theraflu" や "Bud Ice"と書いてある袋に入っている。

  • オックスフォード大学の建物からコカイン検出

Telegraph
Cocaine found in Oxford University buildings
27 Jan 2014
http://www.telegraph.co.uk/education/universityeducation/10598999/Cocaine-found-in-Oxford-University-buildings.html
3日間で10カ所中6カ所からコカイン検出

  • 多くの子どもたちがチーズが木に実りフィッシュフィンガーにはチキンが入っていると信じているため「食品の授業」を受ける

Mirror
Children set for 'food lessons' as many believe cheese grows on TREES and fish fingers contain CHICKEN
Jan 27, 2014 17:39
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/tesco-supermarket-giant-teach-children-3067686
Tescoが、Future foundationの調査で11才以下の子どもの1/3がチーズが木に実ると考えていることがわかったため食品について工場や農場に連れて行って教える計画。

  • ジャンクサイエンスが自由貿易を脅かしている

WSJ
The Junk Science Threat to Free Trade
By Julie Girling (欧州議会環境農業委員会メンバー)
Jan. 23, 2014
http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303947904579336611208924306?mg=reno64-wsj&url=http%3A%2F%2Fonline.wsj.com%2Farticle%2FSB10001424052702303947904579336611208924306.html
欧州とアメリカの大西洋横断自由貿易ゾーンの提案についてニュースが多いが、最大の脅威はEUの「予防的」規制であろう。関税は既に十分低く、主な障害は「非関税障壁」である。ヨーロッパでは一部の団体と活動家科学者と欧州議会の議員が情動に基づく「ゼロリスク」キャンペーンを行っている。彼らはリスクのないエデンの園を求めて規制を提案する。このアプローチはリスクとベネフィットのバランスをとる試みを否定する。例えば「内分泌撹乱物質」と疑われた場合には予防的に全て禁止という提案で、それは理論的には日光やリンゴやコーヒーや大豆などを含むあらゆるものを禁止できる。ヨーロッパの主流科学はこの内分泌撹乱規制の根拠とされる研究に反論している。ヨーロッパは組織化された恐怖のキャンペーンに反応してデータもないまま決定するのではなく、しっかりした科学的根拠に基づいて対応する必要がある。

  • 「1日5単位」の根拠を尋ねよう

Sense about science
Asking for Evidence on 5 a day
Chris Peters on 27 January 2014
http://www.senseaboutscience.org/blog.php/79/asking-for-evidence-on-5-a-day
英国でよく知られている「1日5単位」が各種ダイエット法やスムージーの販売宣伝によく使われていて学校果物野菜計画の根拠ともなっている。それについて吟味してみよう。
「1日5単位」はWHOの野菜と果物についての世界戦略に基づく。WHOの助言は1日に少なくも400gの野菜や果物を食べること、で英国政府はそれを80g×5回にした。しかし世界中で同じではない。カナダは1日に最大10単位まで薦めている。我々は世界中の40の政府に野菜と果物の助言とその根拠について尋ねた。回答は水曜日に見られるだろう。
「1日5単位」について質問はありますか?今週金曜日に英国公衆衛生局が答えてくれる。

  • 政策:NIHは再現性の向上を計画

Natureコメント
Policy: NIH plans to enhance reproducibility
Francis S. Collins & Lawrence A. Tabak
27 January 2014
http://www.nature.com/news/policy-nih-plans-to-enhance-reproducibility-1.14586
生命医学研究の再現性確保について。科学的不正行為によるわけではなく、研究者の熟練度の低さや基本的実験条件を書かないことや詳細な技術的項目を書くより挑発的発表をすることが好まれるなど複雑な要因がある。資金提供者がインパクトの高い雑誌への発表を過剰に評価し時に現金すら支払うことが事態を悪化させている。

ScienceInsider
NIH Takes Steps to Improve Reproducibility
27 January 2014
http://news.sciencemag.org/policy/2014/01/nih-takes-steps-improve-reproducibility