食品安全情報blog過去記事

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FVO査察報告書

SE Sweden - evaluate the control of dioxins, furans and PCBs in fish from the Baltic region
http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2013-6767
2013年9月9日から13日までスウェーデンで行われた、バルト海領域産魚とその製品の有機塩素剤系汚染物質の管理評価に関する査察。最大残留基準を超えたバルト産ニシンが加盟国に向けて市販されているが、EU規則を満たす食品産業経営者向けの国の指令やガイダンスはなく、公的管理されていない。現在、スウェーデンフィンランドラトビア以外では貿易できないバルト産サーモンの貿易で告訴されている4企業が調査中である。

  • ブラジル―生きた動物及び動物製品の動物用医薬品を含む残留物質及び汚染物質の管理評価

BR Brazil - evaluate the control of residues and contaminants in live animals and animal products including controls on veterinary medicinal products
http://ec.europa.eu/food/fvo/rep_details_en.cfm?rep_inspection_ref=2013-6850
2013年5月21日から31日までブラジルで行われた生きた動物及び動物製品の動物用医薬品を含む残留物質及び汚染物質の管理評価。主に豚肉に焦点を当てて査察した。動物用医薬品と飼料添加物も残留物に対する影響があることから査察に入れた。汚染物質管理国家計画(PNCRC)は一般的にEC指令に沿って実行されており、分析結果には信頼性がある。
動物用医薬品の使用が前回の2011年の査察から変わっていないのは「適応外の」使用に関する公的ガイダンスがないからである。