食品安全情報blog過去記事

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説明資料(「アメリカのパン・菓子500種から発がん性の議論がある化学物質が含有」内容に関連する)

添加物基準課/添加物包装課 2014-03-03 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=23078
最近メディアが報道した「アメリカパン・お菓子 500種に発がん性が疑われる化学物質含有」の内容に対して次のように説明する
食品医薬品安全処は小麦粉物性改良などの用途で使われる食品添加物である アゾジカルボンアミド(ADA)は ‘06年以後国内で生産されたりされた実績はない
アゾジカルボンアミドは国際食品添加物専門家委員会(JECFA)で小麦粉に対する使用水準(45mg/kg)では安全と評価されていて現在まで発がん性を立証する研究結果はない。
また韓国は小麦粉に限り 45mg/kg 以下で管理しているし、CODEX, アメリカ, カナダ, 中国などでも同じ基準で管理している。
食薬処はアゾジカルボンアミドの安全管理強化のために国内使用状況、諸外国管理状況の調査及び安全性再評価を行う