食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

コンシューマーラボ
Product Review: Ginseng Supplements
Initial Posting: 3/14/14
https://www.consumerlab.com/reviews/ginseng_supplements/ginseng/
25%のニンジンサプリメントは期待される強度を提供しない
ジンセノイド濃度が表示より少ないものが25%。1日の量としても11.5mgから72mgと幅広い

  • GM作物の問題はE.U.、と英国の科学者が言う

ScienceInsider
The E.U. Is the Problem on GM Crops, Say U.K. Scientists
13 March 2014
http://news.sciencemag.org/europe/2014/03/e.u.-problem-gm-crops-say-u.k.-scientists
13日に発表された英国政府が資金を提供した報告書によると、ヨーロッパにおけるGM作物の使用は「機能不全の認可プロセス」により阻害されている。そのため近い将来認可されるGM作物はわずが10未満であろう。
GM作物の安全性については科学的には満場一致で合意があるが、EUの規制は科学に基づかない政治的意見に影響されて技術の進歩を束縛している。
英国のGM研究者がEUの規制に文句をいうのはこれが初めてではない。
報告書
Genetic modification (GM) technologies
Council for Science and Technology
Published 14 March 2014
https://www.gov.uk/government/publications/genetic-modification-gm-technologies

  • 科学技術審議会の新しいGM報告書についての専門家の反応

SMC
expert reaction to Council for Science and Technology’s new report on GM
March 14, 2014
http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-council-for-science-and-technologys-new-report-on-gm/
科学政策について首相に助言を行う科学技術審議会がGM作物についての50ページの報告書を作成した。
Aberystwyth大学Chris Pollock教授
大いに歓迎する。技術そのものが本質的に有害なのではないこと、GMを巡る規制に改革が必要であることについて明確にしたことを特に歓迎する。
Rothamsted Research穀物形質転換部長 Huw Jones教授
新しい性質をもつ作物の品種の使用には適切なリスク/ベネフィット解析が必要である。GMだろうとそうでなかろうと。根拠に基づいた評価を支持する。
Greenwich大学Joe Perry教授
EFSAのリスク評価を維持すべきという助言を歓迎する。認可の遅れは規制というより政治的なもの
BBSRC 会長 Jackie Hunter教授
増加する世界人口に十分な栄養を供給するのは大きな課題であり科学だけでは解決できないが科学無しでも解決できない。選択肢を提供するために規制は見直す必要がある。

  • ニセがん警告メールに注意

Alert over fake cancer scare e-mail
Sunday 16th March 2014
http://www.theboltonnews.co.uk/news/crime/11080033.Alert_over_fake_cancer_scare_e_mail/?ref=nt
Bolton地域住民を含む人たちに「重要な血液検査の結果」というタイトルであなたにがんが見つかったという悪意のあるスパムメールが送られているので注意

  • グルテンフリーダイエットに企業が群がるが疑問は残る

カルガリーヘラルド
As an industry builds up around it, questions remain about gluten-free diets
By Meghan Jessiman, Calgary Herald March 16, 2014
http://www.calgaryherald.com/health/industry+builds+around+questions+remain+about+gluten+free+diets/9619277/story.html
たくさんのカナダ人が小麦を排除するようになってバックラッシュがおこる
グルテンフリー」にしていると言うと共感か反感かのどちらかの反応を得るだろう。グルテンフリーは今流行の栄養熱狂になった。
セリアック病ではないがグルテンを避ける人たちが増えているがそれが健康に良いかどうかはわかっていない。企業が流行に乗って各種グルテンフリー商品を「健康的」と宣伝して販売しているが、カロリーやナトリウムが多かったりビタミンが少なかったりと必ずしも健康的な選択肢ではない。

  • ランチボックススター発表

CHOICE
Lunchbox stars disclosed
14 Mar 2014
http://www.choice.com.au/media-and-news/consumer-news/news/lunchbox-stars-revealed.aspx
子どものランチの健康スターランキング指標発表
市販食品の包装表面表示を利用して子どものランチを評価する
ランチボックスによく入っているサンドイッチ、シリアルバー、乳製品、について脂肪や砂糖の量などをもとに☆をつける。
(ランチというのは市販品をいくつか組み合わせてボックスに入れるのが普通、の国での話。日本の「お弁当」には全く当てはまらないように見えるシステム。)