食品安全情報blog過去記事

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オランダに輸入されている可能性のある未承認遺伝子組換え観賞植物の目録

Inventory on the potential import of non-authorized genetically modified ornamentals in the Netherlands
2014-04-17
http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2014/april/Inventory_on_the_potential_import_of_non_authorized_genetically_modified_ornamentals_in_the_Netherlands
世界中でGM観賞植物が増加している。RIVMの作成したリストは公的に認められていないGM植物がオランダ市場には存在しなさそうであることを示す
現在世界で開発中で将来オランダに入る可能性のあるGM植物としてはカーネーション、バラ、ペチュニア、クリーピングベントグラス、ゼラニウムなどがある。ヒト健康や環境へのリスクは低い。
報告書本文英語
実験室レベルで成功しているもののリストには、東京理科大のいろいろな色のトレニア、農研機構の青いキクや不稔シクラメンサントリーのいろいろな花
野外試験が行われているものとしてサントリーの花やつくば大学のユーカリ
認可されているのはFlorigene/サントリーの花のみ(EUではカーネーションのみ)
米国は規制のしかたが異なる
GMバラは商業的にはあまり成功していないとか書かれている(あまり青くないから仕方がない。)
(しかし日本は花GMは問題にしないのが不思議。しなくていいけど。環境影響なんて花でも野菜でも大した差はないだろうに)