食品安全情報blog過去記事

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塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC)及び塩化ベンザルコニウム(BAC)の提案された暫定最大残留基準値(MRLs)の食事リスク評価に関する理由付き意見

Reasoned opinion on the dietary risk assessment for proposed temporary maximum residue levels (MRLs) of didecyldimethylammonium chloride (DDAC) and benzalkonium chloride (BAC)
EFSA Journal 2014;12(4):3675 [23 pp.]. 28 April 2014
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3675.htm
EFSAは欧州委員会から、暫定MRLとして提案されている、全ての食品についてそれぞれ0.1 mg/kgについて評価することを求められた。
提案されたMRLsは十分保護的であるが、データが限られているため不確実性が高い。
EFSAの評価はBfRが導出した両化合物についてのADI 0.1 mg/kg bw per day、 ARfD 0.1 mg/kg bwを使用した。完全な毒性学的試験が行われていないためにこの数値は目安である。