食品安全情報blog過去記事

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「GMフリー」宣伝

"Gmo free" marketing claim
Last modified 22.05.2014
http://www.evira.fi/portal/en/food/manufacture+and+sales/production+practices/genetically+modified+food++gmo+/-gmo+free-+marketing+claim/
現時点ではEUでは宣伝文句としての「GMフリー」「GMフリーの餌を与えた動物」の定義を定めていない。EVIRAはフィンランドの事業者向けに自主的ガイドラインを提供する。
・「GMフリー」はEUで認可されたGM成分を含む可能性のある製品(つまり大豆・トウモロコシ・菜種)にのみ、その製品がGM成分を一切含まない(検出限界以下)である場合にのみ使用できる。たとえ僅かであってもGM成分が入っていたら「GMフリー」は誤解を招くものとなる。
EUに認可されたGM品種が無い(つまりコメ、オート麦、パパイヤ、ニンジン、ブルーベリー)食品成分を含む全ての食品には誤解を招くため「GMフリー」は使えない
・動物由来食品の「GMフリー」等の宣伝はその動物が生涯にわたってGMフリー飼料を与えられた場合にのみ使用できる
(実質的にほぼ不可能になるわけでこのほうが日本の妙な非GM表示より消費者の感覚には近いような。)