食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

韓国国民の食品着色料の摂取量は安全なレベル 

添加物包装課/添加物基準課 2014-05-28
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=24058&cmd=v
食品医薬品安全処は韓国民の食用色素摂取量を評価した結果, 国民 1人当り平均一日摂取量は一日摂取許容量(ADI)の平均 0.06%に過ぎず非常に安全な水準だと発表した.
※ 食用色素: 食品に色を付与または修復するのに使われる合成着色料. 現在食用色素黄色4号, 黄色5号, 赤色2号, 赤色3号, 赤色40号, 赤色102号, 青色1号, 青色2号及び緑3号 9種が許容されている
今回の調査は国内流通中の加工食品 23類型 975製品の食用色素含量を調査して, 国民健康・栄養調査摂取量資料をもとに我が国の国民の食用色素摂取量、摂取寄与食品などを評価した.
食用色素含量は全て使用基準を満たしていることが確認され、摂取量は ADIの最大 0.28%だった。
水産物(卵)加工品, お菓子が主な摂取源である黄色4号は一日推定摂取量が 6.36ug/kg bw/dayで ADIの 0.08%であった。 炭酸飲料やパン類が主な摂取源の黄色5号は一日推定摂取量が 5.28ug/kg bw/dayで ADIの 0.13%だった.
水産物(卵)加工品等が主な摂取源である赤色3号は一日推定摂取量が 0.28ug/kg□bw/dayで ADIの 0.28%だった。赤色40号は一日推定摂取量が 3.20ug/kg□bw/dayで ADIの 0.05%だった.
漬物食品が主な摂取源である赤色102号は一日推定摂取量が 1.67ug/kg□bw/dayで ADIの 0.04%だった.
この外赤色2号、青色1号、青色2号、 緑3号はごく僅かの摂取量だった