食品安全情報blog過去記事

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FDAはトータルダイエットスタディの結果を更新

FDA Posts Updated Results for its Total Diet Study
July 11, 2014
http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm404465.htm
FDAは食品中の汚染物質や栄養の量を測定するTDS計画の更新データを発表した。新しいデータは2006年から2011年に集めた食品についてのデータである。
FDAはこのデータを用いて経時的変化を解析する。例えばいくつかの加工食品ではナトリウム含量が減っている。
TDS計画では約280の食品や飲料の検体を含み、生の食品ではなく食べられる状態で栄養や汚染物質を分析している。これにより、暴露量をより正確に推定できる。
FDAは科学コミュニティが情報を入手して解析できるようにデータを公開している。更新情報ではヒ素カドミウム、鉛、水銀とカルシウム、銅、ヨウ素、鉄、マグネシウムマンガンモリブデン、ニッケル、リン、セレン、ナトリウム、亜鉛を報告している。個別の測定結果も含む。
TDSは1961年に食品中の放射性汚染物質監視計画として始まった。その後農薬や有害物質や栄養へと拡大してきた。これらの解析によりFDAは公衆衛生の傾向やリスクの可能性を監視することができる。
FDAは消費者に対し食事ガイドラインに従った多様なバランスの取れた食生活を薦める。
Total Diet Study - Analytical Results
http://www.fda.gov/Food/FoodScienceResearch/TotalDietStudy/ucm184293.htm
Summary of Toxic and Nutritional Elements Found in TDS Foods
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