食品安全情報blog過去記事

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粉末の純カフェインについてのFDA消費者向け助言

FDA Consumer Advice on Powdered Pure Caffeine
07/21/2014
http://www.fda.gov/Food/RecallsOutbreaksEmergencies/SafetyAlertsAdvisories/ucm405787.htm
FDAは粉末の純カフェインが直接消費者に販売されていることに警告し、そのような製品を避けるよう薦める。FDAは特にインターネットで大袋で販売されていることを懸念している。FDAはそのような製品を使用して少なくとも十代1人が死亡していることを承知している。これらは基本的に100%カフェインで、純カフェインティースプーン1杯で約25杯分のコーヒーに相当する。純カフェインは強力な興奮剤で極微量でも過剰使用になりうる。保護者はこれらの製品が若者の興味をひく可能性があることに注意すべきである。
カフェイン過剰の症状は異常な心拍数増加、発作、死亡などを含む。嘔吐、下痢、昏睡、見当識障害などもおこる。これらの症状はコーヒーや紅茶、その他カフェイン入り飲料の飲み過ぎによる症状より重くなる可能性がある。
だれが知るべきか
カフェイン入り製品を求める全ての消費者は粉末純カフェインの強力さを知るべきである。保護者は若者がこれらの製品に惹かれる可能性を認識すべきである。
やるべきこと
・消費者は粉末純カフェインを避けること
・粉末純カフェインを台所用品を用いて正確に計ることはほぼ不可能であり、簡単に致死量を摂ってしまう
・カフェインによる副作用がでたと思ったら使用を中止し直ちに医師の助言を求めるように
・有害事象については報告
(死亡例はこれかな
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20140630#p15)