食品安全情報blog過去記事

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母乳を与えられないことが鬱を引き起こすか?

Behind the headlines
Is breastfeeding inability causing depression?
Wednesday August 20 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/08August/Pages/Failing-to-breastfeed-linked-with-postnatal-depression.aspx
母乳を与える予定だったができなかった母親は産後鬱になりやすい、とBBCニュースとIndependentが報道した。イングランドの14000人の女性を対象にした研究で、母乳で育てる計画だったのにできなかった女性は、最初から母乳を与えるつもりはなかった女性に比べて2.5倍産後鬱になりやすいことがわかった。約10人に1人が産後鬱になる。これは「ベビーブルー」とは違って深刻な病気で、産後6週以内におこるが6ヶ月まで明確ではないこともある。この病気に罹ったとおもったら専門家の助けを得ることが重要である。
この研究にはいくつかの限界がある。たとえば鬱は自己申告で信頼性が低い。この研究の性質から、母乳を与えないことが産後鬱の原因であるとは証明できない。しかし母乳を与えたいのにできない新米ママをサポートする必要はある。
(「母乳じゃないなんて母親失格」とか責められたら鬱になるんじゃ)