Breast cancer subtypes in Southern Africa
22/08/2014
http://www.iarc.fr/
南アフリカとナミビアの国のがん登録と協力して、IARCの科学者がアフリカの乳がんサブタイプ(エストロゲン、プロゲステロン、ヒト上皮成長因子受容体の状態で定義される)のこれまでで最大規模の調査を行った。Cancer Epidemiology, Biomarkers & Preventionに発表。
Racial comparison of receptor-defined breast cancer in Southern African women: subtype prevalence and age-incidence analysis of nationwide cancer registry data
Caroline Dickens et al.,
Published OnlineFirst August 20, 2014; doi: 10.1158/1055-9965.EPI-14-0603
12361の組織学的に確認されたがん患者のデータを用いた。結論として南アフリカ系人種ではER-(マイナス)乳がんが多いが悪性度の高いサブタイプは黒人でやや多い程度。
(つまり早期に発見して治療すれば対処可能である可能性が高い。黒人の乳がん死亡が白人より多いとしたらそれは多分社会資本の差、ということを示唆。)