食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

CDCは米国の子どもたちのナトリウム摂取量が多いことを発見

CDC Finds Sodium Consumption is High Among U.S. Children
September 9, 2014
http://www.cdc.gov/media/DPK/2014/dpk-vs-child-sodium.html
新しいCDC Vital Signs 報告によると90%以上の学童が推奨量を超えるナトリウムを摂取していて大人になったときの高血圧や心疾患発症リスクをあげている。
・6-18才の米国の子どもたちは、食卓で塩を加える前の量で1日平均約3300mgのナトリウムを摂取している。2010食事ガイドラインでは2300mg(塩として5.8gくらい)以下を薦めている。
・ナトリウムの65%は小売店で販売されている食品由来で、13%はファストフードやピザレストランなどの食品由来、9%は学校食堂由来。
・ナトリウムの43%は10食品に由来する:ピザ、パンやロールパン、ハムやソーセージなど、スナック菓子、サンドイッチ、チーズ、チキンパテ/ナゲット/切り身、パスタ料理、メキシコ料理、スープ。
子どものナトリウム摂取量を減らすために、保護者や学校、販売者など全ての人に対策を求める
インフォグラフィック等掲載

Vital Signs: Sodium Intake Among U.S. School-Aged Children — 2009–2010
Early Release
September 9, 2014 / 63(Early Release);1-9
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm63e0909a1.htm?s_cid=mm63e0909a1_w
食事記録による推定。

(ナトリウムは日本人のほうが問題が大きい。そのわりに無視されている感あり。ちなみに子どもを保育園に連れて行く忙しい朝にバナナとミルクで済ませる方がみそ汁と納豆よりはるかに望ましかったりするので自信もって手抜きして!母親の手作りの和食がどうこうとかの世迷い言をいう年寄りは気にしなくていい。)