食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

レユニオン島の2種類のサメを食べることによる、特にシガトキシンの、健康リスクについてのANSESの意見

OPINION of the French Agency for Food, Environmental and Occupational Health & Safety (ANSES) on the health risk assessment related to the consumption of two shark species on Reunion Island, especially regarding the risk related to ciguatoxins
https://www.anses.fr/sites/default/files/documents/ERCA2013sa0198EN.pdf
6 August 2014のフランス語発表意見の英語版
現在県の指令により食べることが禁止されているイタチザメGaleocerdo cuvierとオオメジロザメCarcharhinus leucasのリスクを再評価するようレユニオン島から依頼があった。レユニオン島シガトキシンの汚染度を調査するために2012年はそれぞれ12検体のシガトキシンをマウスバイオアッセイで調べてきた。2013年はさらにそれぞれの種で45検体を加えた。これまで24検体のマウスバイオアッセイと鉛・カドミウム・水銀の検査を行っている。
結論としてはヒト健康リスクのある量のシガトキシンに汚染されている可能性を排除できない
マダガスカルで2013年に9人の死者を出した124人の集団中毒にオオメジロザメが関与していてレユニオン島のサメがレユニオン島以外の海域にも活動範囲がある)