食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

サクランボ・皮ごと食べられるウリ科植物・トマト・ナスのクロフェンテジンの既存MRL改訂についての理由付き意見

Reasoned opinion on the modification of the existing MRLs for clofentezine in cherries, cucurbits with edible peel, tomatoes and aubergines
EFSA Journal 2014;12(10):3860 [22 pp.]. 07 October 2014
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3860.htm
ウリ科植物には0.2mg/kgのMRLが設定され、サクランボはデータが不十分で設定されず、トマトとナスとズッキーニは加水分解実験で代謝物質に毒性が観察されたのでさらなる情報が必要である。キュウリと小キュウリへの使用案では毒性参照値を超える消費者暴露にはならないと結論した。この意見の全体的なリスク評価は、代謝物である2-クロロベンゾニトリルの毒性についての結論を保留した暫定的なものである。