Scared about arsenic in your rice? Shouldn’t be, but if so there is a GMO fix
Jon Entine | November 20, 2014 | Genetic Literacy Project
http://www.geneticliteracyproject.org/2014/11/20/scared-about-arsenic-in-your-rice-shouldnt-be-but-if-so-there-is-a-gmo-fix/
コメのヒ素についてConsumer Reportsが健康への危険性を誇大に宣伝して独自のガイドラインを発表した。限定的ではあるが実在する危険への対策法はあり、食べる量を減らすか、あるいは遺伝子組換えでヒ素濃度の低いコメを作るか、である。
(アクリルアミドの少ないGMジャガイモもだけれど消費者の健康にとってメリットがあることが明確であってもGMイヤの声が大きいのだろうか。)
お約束通りDr.Ozがコメのヒ素を取り上げている
Breaking News Investigation: Is Arsenic In Rice?
Originally aired on 11/18/2014
http://www.doctoroz.com/episode/breaking-news-investigation-arsenic-rice
ゲストはConsumer Reports
玄米は外側にヒ素が多いので精米しろというのがメインのようだ
- グリーンヒステリーは命を犠牲にする
Green hysteria costs lives
Jasson Urbach | 12 Nov 2014
Africa Fighting Malaria
http://www.fightingmalaria.org/article.aspx?id=2203
どうやら我々は技術の進歩に価値を認める世界にはもはや住めないようだ。カナダの(オンタリオ州)環境コミッショナーGord Millerが最近「ネオニコチノイドは私の人生に置いて出会った生態系保全にとっての最大の脅威で、DDTより大きな脅威である」と述べた。ネオニコチノイドは絶対必要な種類の殺虫剤である。Millerはこれがミツバチのコロニーの崩壊の原因だという根拠のない恐怖によりネオニコチノイドを疑っている。
1948年にPaul MullerがDDTを合成しノーベル賞を受賞した。DDTは無数の人の命をマラリアから救った。しかし今やDDTは環境保護主義者たちが恐怖を惹起するための道具としてしか使われない。Rachel Carsonの1962年の沈黙の春に始まった長いDDTへの聖戦により多くの人がDDTはヒトの健康に有害であると信じている。環境保護主義者によるDDT禁止圧力により南アフリカでは1996年にDDTの使用をやめ、その結果1995年に6000人だったマラリア患者は2000年には6万人を超えた。2000年に南アフリカは再びDDTを使い始め2001年にはアルテミシニンをベースにした複合治療も導入した。その後マラリア患者は減少し2011年には9866、2012年には6785人となりDDTは今でも選択肢の一つであり続けている。しかし過激派の環境保護主義者にとってはそれは問題ではなく、DDT禁止を訴え続けている。そして同じことがネオニコチノイドで繰り返されようとしている。
ミツバチのコロニーが直面している危機は主にダニや細菌やウイルスやその飼い方などにある。米国では2006年以降コロニーの数は一定で英国ではコロニー消失は減少傾向である。FAOによると昨年のハチの巣の数は過去最高で2000年から13%以上増加している。
存在しない問題に対してたった一つの殺虫剤を原因として非難するというカーソンの戦略を環境保護主義者が採用してネオニコチノイドを禁止せよと主張している。環境を守りたいならネオニコチノイドは選択性が高く待ち望んでいた殺虫剤のはずである。もしネオニコチノイドが禁止されたら農家は有害影響の大きい殺虫剤を使い収量が減り食糧価格が上昇するだろう。環境団体はそんなことは気にしない。米国でDDTが禁止されEPAがその代わりに毒性の高いパラチオンメチルを薦めたときに環境保護団体は反対しなかった。DDTの職業暴露による死亡は報告されていないがパラチオンメチルでは死亡を含む有害影響が報告されている。