食品安全情報blog過去記事

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論文

Neither vitamin D nor exercise affected fall rates among older women in Finland
23-Mar-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-03/tjnj-nvd031915.php
JAMA Internal Medicineに発表された409人の70-80才のフィンランド女性による2年間のRCT。プラセボのみ、ビタミンD(800 IU/d)のみ、プラセボと運動、ビタミンDと運動の4群。ビタミンDも運動も転倒全体には影響しなかったが怪我を伴う転倒は運動群で半分以上減少した。ビタミンDは骨密度維持には役立っていたが筋肉強度には運動のみが効果があり運動の影響をビタミンDが増強することはなかった。

  • シェフが選択肢を提供することで学校での野菜や果物の選択が増えるかもしれない

Chefs, offering choice may increase vegetable, fruit selection in schools
23-Mar-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-03/tjnj-coc031915.php
学校のカフェテリアで、野菜や果物を真ん中に配置したり魅力的な容器に入れたりプロのシェフが調理法を指導したりする介入実験を行った。14の小中学校、3-8年生までの2638人の生徒が参加し、ベースラインの選択と介入後の変化を調べた。野菜や果物の選択を増やすのに最も効果があったのはプロのシェフの指導による、美味しく料理することだった
JAMA Pediatr

  • 連続穀物摂食者に良い知らせ

Good news for serial cereal eaters
23-Mar-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-03/bc-gnf031915.php
BMC Medicineに発表された研究によると全粒穀物穀物の繊維の多い食生活は早期死亡リスク減と関連する。566339人の参加した大規模コホート研究であるNIH-AARP食事と健康研究のデータを解析したもの。1993年に質問票を送り平均14年フォローした。
オープンアクセス
Consumption of whole grains and cereal fiber and total and cause-specific mortality: prospective analysis of 367,442 individuals
http://www.biomedcentral.com/1741-7015/13/59