食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

カリフォルニア公衆衛生省は未殺菌ミルクを飲むことの危険性について警告

CDPH Issues Warning About the Dangers of Consuming Raw Milk
Date: 3/24/2015
http://www.cdph.ca.gov/Pages/NR15-025.aspx
CDPH 長官で州の保健衛生官であるKaren Smith博士は本日消費者に対して未殺菌ミルクを飲むことは重大な病気の原因となりうることを警告した。北カリフォルニア住人6人が汚染未殺菌ミルクを飲むことから感染しうるカンピロバクター症と診断された。
CDPH の最近の調査でClaravale農場で販売されていた複数の未殺菌ミルクがカンピロバクター陽性だった。
過去10年CDPH、他州、FDA、CDCは未殺菌ミルクや未殺菌ミルク製品に関連する無数の食中毒を調査している。
カリフォルニアでは一部の酪農場の未殺菌ミルクの販売は合法ではあるがCDPHは殺菌していないミルクやミルク製品を飲んだり子どもに与えたりすることは勧めない。カリフォルニアで販売されている未殺菌ミルク製品は警告表示を義務づけられている。
(ちなみにClaravale農場は未加工でナチュラルでと宣伝している。オーガニック基準には反対している。病気の動物を治療しないなんて非倫理的だから、だそう。未殺菌ミルクを2週間もつといっているのは問題がある。カリフォルニアはprop 65のおかげで警告表示が氾濫しているので何の意味もない。ほぼ意味のないマクドナルドのポテトの警告と実際ハイリスクな未殺菌ミルクの警告を一般消費者にどう識別しろと?)