- 米国のがん予防の努力は寄せ集め
Cancer prevention efforts in the US a mixed bag
1-Apr-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/acs-cpe032515.php
過去数十年、一部のがん対策には進歩があったがまだ遅れている分野もある。特に懸念となるのは一部の集団での喫煙率、肥満、日焼けマシン、そしてHPVワクチン接種率の低さ。
Cancer Epidemiology, Biomarkers & Preventionに発表。
- 妊娠中のBPA暴露は母親の将来の糖尿病リスクに関連
BPA exposure during pregnancy linked to mothers' future diabetes risk
1-Apr-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/tes-bed032715.php
Endocrinologyのプレスリリース
妊娠マウスに妊娠9-16日に1日10 μg/kg、100 μg/kgのビスフェノールAを投与し、出産4ヶ月、6ヶ月後にマウスにグルコースを与えたときの血糖値を調べた。7か月後に膵臓β細胞の顕微鏡観察をした。無処置群に比べてBPA投与群で耐糖能の低下とβ細胞の塊の大きさの減少が観察された。
（プレスリリースで言っていないことは投与が皮下注射であること、用量相関がないこと、BPA群が何故か常に体重が重い傾向であること。群分けに失敗してないか？と疑う。EFSAのt-TDI 4 μg/kg bw/dayは当然注射にはあてはまならいが実際の暴露量はこれよりずっと少ないと言っているにも関わらず「低用量BPAはリスク」とプレス発表している。妊娠中のエストロゲン活性のほとんどは当然自分自身が作っている。BPAのエストロゲン活性どころではない）
- 青少年のエネルギードリンク摂取の心臓への危険性
Dangers of adolescent energy drink consumption for the heart
1-Apr-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/ehs-doa040115.php
Canadian Journal of Cardiologyに発表された記事。エネルギードリンクが一見健康な若者の突然の不整脈死の引き金となる場合があると注意を呼びかける
